当協会では、一人ひとりが自己価値を感じ自信を取り戻すための「自己肯定感」を高める数々のセミナーを開催しています。

自分自身と自己肯定感

「自己肯定感」は私たちが生きていく上で、人間関係や仕事、自己実現や健康、結婚生活における夫婦関係やパートナーシップなど、人生のあらゆる領域に影響を与え、その質を左右しています。

自己肯定感が低いと、感情的になりやすく、他者との関係に多くの悩みを抱えやすく、人間関係がスムーズにいきません。それはそのまま生きにくさとなり、幸福を感じにくく、自信が持てないことから、本来素晴らしい力を持っていても、自信をもって能力を発揮することができません。

又、自己肯定感の低さとメンタル疾患であるウツとの相関関係も指摘されている中、自己肯定感を高め、自己価値を感じられることで健康面にもよい影響を与えていきます。

自己肯定感が高いと、精神が安定し、人間関係がうまくので、幸福を感じやすくなります。その自己信頼が高い状態が、仕事やあらゆることにもよい影響を与えていくのです。

自己肯定感が高い人と低い人には、物事の受け止め方に違いが生まれます。その受け止め方の違いが、人生の豊かさや質を決定づけていきます。

夫婦関係やパートナーシップと自己肯定感

結婚生活のお互いの満足や幸福度にも自己肯定感は大きく影響しています。自己肯定感が低いと、相手を信頼できず、相手に対して不満を持ちやすく、愛情を育むことができません。

例えば、自己価値を感じられないために、それをパートナーに求め、相手が認めてくれないと、それがそのまま不満になり、“自分はこんなにやっているのに…”とか、“なんで自分ばかり?”と常に相手を責めるベクトルが生まれます。

問題が起こったとき、自己肯定が出来ていないと、相手を責めることで自分を正当化しようと躍起になったり、被害者意識を持ちやすくなります。

一方で、相手からの言葉の暴力や不当な扱いを受けても、自己肯定感が低いとその状態から抜けることが難しくなります。

自分を尊重(大切に)できていないと、相手を尊重(大切に)することができず、相手にばかり要求してしまいます。その状態では永遠に相手から尊重(大切に)されることはなく、お互いを大切な存在だと感じることはできません。

いずれにしても、お互いの関係性の中に安心感や安らぎを持つことが出来ないので、結婚生活はうまくいきません。

又、子どもの前で繰り広げられる夫婦喧嘩が、子どもの自己肯定感に影響を与え、子どもの脳に傷をつけるという研究結果も出ています。

子育てと自己肯定感

親が自己肯定感が低いと子どもと健全な関係を持てません。

子どもの個性や性質をそのまま受け入れられず、自分の価値観を押し付けがちになり、過保護や過干渉になりやすくなります。親の思いとは裏腹に、子どもは親の愛情を感じにくく、子どもは親に自分の考えや意見を聞いてもらえないことが多いので、自己価値を感じられず、自己肯定感は低くなります。

例えば、子どもが評価されることや、学校や習い事の成績に非常に神経質になってしまう場合は、親自身の自己肯定感が低いために、子どもと同一化し、子どもの成果を自分の価値とすり替えて考えたり、子どもの問題を自分の問題にして感情的になってしまうケースも多くあります。

親が自己肯定感が持てていると、子どもの依存(甘え)と自立(反抗)を安心して受け止め、見守ることができます。子どもを自分の所有物ではなく、一人の人間として尊重し、余裕をもって子育てができます。

子どもが言うことをきかないと、決めつけや押し付けで、子どもを従わせようとするほど、子どもは親に反発します。そこに信頼関係は築けません。どんな場面であっても、親が子どもの気持ちや考えを聞く姿勢が持てると、子どもは親に尊重されていると感じるので、たとえ叱る場面であっても、子どもとの信頼関係が崩れることはありません。

子育ては、親自身が子どもと共に成長する機会を与えられていますが、子どもの未来は親の自己肯定感に決定づけられているといっても過言ではないのです。

コーチングやカウンセリング、セラピーと自己肯定感

人の成長をサポートしたり、人を癒す仕事など、人と関わる仕事をしている人が、自己肯定感が低いと、相手(クライアント)が抱えている問題と距離が置けず、事実を客観視してアドバイスができないことがあります。

コーチやカウンセラーである行為者自身が自己肯定感が低いと、自己価値を感じるためのカウンセリングやセラピーになりやすく、クライアントとの健全な関係を保つことができず、相手の自立を妨げ、依存させやすくする弊害が生まれます。

これらの仕事をされている方たちは、主体はクライアントであり、クライアントのよき伴走者であることが本来の力を取り戻すための適切なサポートになることを理解し、自身の自己肯定感を高めていくことが非常に大事です。

仕事や経済活動、自己実現

自己肯定感は自信の土台となります。

物事に取り組むとき、自分に自信がなく自己肯定感が低いと、どうしても「失敗したらどうしよう?」「うまくいかなかったらどうしよう?」という不安や怖れが強くなります。すると、それは建設的な行動に結びつかず、望むような結果を受け取ることが難しくなります。

一方、自己肯定感が高い状態にあると、たとえやったことがないことでも、自信を持って取り組もうと思えたり、自己信頼が持てているので、「自分がやることはうまくいく」と思い切ってチャレンジをしようと思えるのです。

そこで、たとえうまくいかなかったとしても、チャレンジしたことに価値を見出し、失敗した経験を次に生かそうという気持ちが持てるのです。