幼少期の頃、度々両親の喧嘩を見て育ちました。親の機嫌はいつも悪い状態でしたので、
「私が悪い子だから、いつも怒っているのかな…?」
と、親の不機嫌まで自分が悪いと思っていました。
大人になっても、心の癖というか習慣は消えず、いつも周りの人の顔色を伺いながら生活しているので、精神的に疲れる、人と比べて落ち込む、というとても生き辛さを抱えて過ごしていました。
資格を取得し、会計事務所に勤めていましたが、人間関係で大きなストレスを抱えていました。今から10年程前に「自己肯定感」という言葉に出会い、「私は自己肯定感が低いのかもしれない」と認識するようになりました。
仕事を一生懸命する事で、自分の自己肯定感の低さから逃れる事ができていました。しかし、48歳の時に病気になり、休職する事になりました。
今まで仕事一筋だったので、休職中に何か自分が好きな事をしようと思っても、何も思い浮かばない事に愕然としました。思い返せば、仕事以外では、人間関係で悩んでいるか、人と比べて落ち込んでいるかのどちらかで、いつも満たされない思いを抱えていたので、自分が好きな事を考える余裕もありませんでした。
手始めに、気になっていた「自己肯定感」について学んでみようと思っていたところ、この協会に出会う事ができました。
最初はワークをする事で自己肯定感が上がるなんて半信半疑でしたが、自分の感情が揺れ動いた事に気が付く事ができ、マイナスの感情になった理由をとことん深堀りしていく中で、私の自己肯定感が下がるパターンが見えました。マイナスになった自分を認め、少しずつですが、ありのままの自分を受け入れる事ができるようになってきました。
今まで、灰色の世界にいたような感覚でしたが、今は光が差し込む明るい世界にいるような感覚です。自分をありのまま認めるってこんなに気持ちも明るくなるって実感しています。
私の経験を通し、自己肯定感で悩んでいる方が明るい未来への第一歩を踏み出せるお手伝いができたら嬉しいです。