
ビジネスパースンにとって、タイムマネジメントは常に頭を悩ます問題です。生産性を高めることを意識しても、やるべき仕事は減らないどころか増える傾向にあると、時間に追われることは仕方のないことなのかもしれませんが、タイムマネジメントを効果的に行うことで、時間を有効に使いたいと、きっと誰もが思うのではないでしょうか。
実は、このタイムマネジメントと自己肯定感には密接な関係があります。自己肯定感を更に高めていくためのトレーニングのひとつがタイムマネジメントなのです。具体的には、「先延ばしをしない」ということを習慣化していきます。
自己肯定感を上げるステップでは、先ずは自分を認め、受け入れ、尊重するということが土台になります。その後に、自分の価値を感じる経験を積み重ねていくことが必要になるわけですが、ここで「先延ばしをしない」ということが極めて有効のです。
なぜなら「先延ばしをしない」という自分との約束を常に意識して守ることにより、自分で自分をマネジメントしている実感が得られ、自分が努力したことに対して「自分は良くやった」と認められるからです。それを自信につなげていけます。「先延ばしをしない」ことは実務的なメリットだけではなく、最終的には自己信頼を高めていけるのです。
ついつい先延ばしにしてしまうことには、どんなことがあるでしょうか。それをピックアップして、その気になればすぐに出来ることから始めてみてください。たとえば、「使ったものはすぐにしまう」、「必要なメールの返信はすぐにする」、「DMはすぐに処理する」、「振込や支払いはすぐにする」など、ついつい後まわしにしがちなことを、先延ばしをしないですぐに処理をしてしまえば、そのことは頭から消し去ることができます。すると「あれをやらなければ」と気に掛けておくことのストレスからも解放され、今やるべきことに集中でき生産性も上がります。
また、「先延ばしをしない」ということを意識してトレーニングしているときに、それができないときがあっても、自分を責めてしまうのはやめましょう。完璧である必要はないのです。そんな自分も認めてトレーニングを続けましょう。トライ&エラーでも自己肯定感は高めていけるからです。
(文責:林 哲郎)
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