女性活躍を強化する自己肯定感研修|インポスター症候群克服と女性リーダー育成プログラム
女性社員のキャリア形成を支援したいと考える企業が増えています。しかし現実には、次のような課題を抱える女性社員は少なくありません。
- 「自信が持てない」
- 「昇進のチャンスを前に一歩を踏み出せない」
- 「自分は実力不足だと感じてしまう(=インポスター症候群)」
こうした背景には、自己肯定感や自己効力感の低さが深く関係しています。本研修は、女性社員が自分の価値を認め、自信を持って挑戦できるようになるための自己肯定感研修です。組織全体として「女性活躍推進」を実現し、心理的安全性に満ちた職場環境を育むための第一歩となります。
自己認知 → 自己受容 → 自己尊重の3ステップで、
自信の内在化・発言力・挑戦行動を引き出し、昇進率向上・離職抑制・心理的安全性の定着を実現します。
「自己肯定感×自己効力感」でインポスター症候群を乗り越える要点をまとめました。
働く女性の現状と自己肯定感の関係
日本の女性管理職比率は、依然として先進国の中で低い水準にとどまっています。多くの女性社員がキャリアを志しながらも、
- 「自分にはリーダーシップを発揮できない」
- 「評価に見合う実力がないのでは」
と感じてしまう傾向があります。
これがインポスター症候群と呼ばれる心理状態です。自己肯定感が低いと、挑戦を避け、成果を出しても過小評価してしまい、結果として昇進・活躍の機会を逃すことにつながります。
企業が「女性活躍推進」を進めるうえで重要なのは、制度やポジションを整備するだけではなく、女性自身が自信を持ち、自らキャリアを切り拓ける心理的基盤を育むことです。
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日本で女性のキャリア形成が進みにくい要因として、以下のような問題が挙げられます。
1)女性のキャリア形成の機会が十分に提供されていない
*長時間労働の文化
・日本の企業文化では長時間労働が当たり前とされるケースが多く、家庭と両立しながらキャリアを築くことが難しい。
・労働時間の柔軟性が低いため、フルタイムで働き続けることが難しくなる。
*昇進・評価基準の不透明性
・昇進基準や評価の透明性が低く、無意識のバイアスが働くことで、女性の昇進が後回しにされることがある。
・男性に比べ、出産・育児の影響を考慮されることが多く、女性が重要なプロジェクトを任されにくい傾向がある。
*男性中心のネットワーク構造
・日本の企業では、昇進や重要なポストの決定において、非公式なネットワーク(飲み会・ゴルフ・社内コミュニティ)が影響を持つことが多い。
・女性がこうしたネットワークに参加しにくい環境が、昇進の機会を減らしている。
2)育児や家庭との両立が昇進の障害となっている
*育児・家事負担の偏り
・日本では依然として女性が育児や家事の大部分を担っているため、仕事との両立が困難。
・男性の育児休業取得率が低く、育児負担が女性に集中しやすい。
*柔軟な働き方の整備が不十分
・フレックスタイム制度やリモートワークが浸透していない企業が多く、育児中の女性が働き続けるハードルが高い。
・時短勤務が評価にマイナス影響を及ぼすケースがあり、フルタイム復帰が遅れることがある。
3)女性自身が昇進に対して消極的な傾向がある
*インポスター症候群の影響
・「自分はこのポジションにふさわしくないのではないか」「自分の能力ではまだ不十分ではないか」と思い込む心理的な障壁がある。
・自信が持てず、昇進の打診があっても辞退してしまうケースが多い。
*女性ロールモデルの不足
・企業の管理職や経営層に女性が少ないため、キャリアアップの具体的なイメージが持ちにくい。
・「女性管理職は特別な人」という認識があり、自分にはできないと感じてしまう。
日本における女性のキャリア形成を阻む要因として、企業文化や社会的な役割分担、心理的な障壁が大きく関係していることが考えられます。企業がこれらの課題に対して積極的に取り組むことで、女性がキャリアアップしやすい環境を整えることが急務とされています。さらに女性のヒューマンスキルを高めキャリア支援プログラムを強化する研修も効果を上げています。
なぜ自己肯定感研修が必要なのか?
自己肯定感は、「自分には価値がある」と思える感覚です。特に女性社員においては、キャリア上の壁やライフイベントをきっかけに自己評価が揺らぎやすい傾向があります。
自己肯定感研修を導入することで、以下のような効果が期待できます:
- 挑戦意欲の向上:昇進・新規プロジェクトなどに自信を持って取り組める
- 離職率の低下:自分の存在意義を感じられることで定着率が上がる
- 組織の活性化:心理的安全性が高まり、意見交換やイノベーションが生まれやすくなる
- 女性リーダーの育成:管理職候補が自信を持って役割を引き受けられるようになる
研修プログラム概要
本プログラムは、女性活躍推進法への対応を検討する企業、女性社員の自信醸成を支援したい企業向けに設計されています。
- 対象:若手女性社員、リーダー候補、管理職層
- 形式:対面研修・オンライン研修・ハイブリッド対応
- 所要時間:半日(3時間)~2日間(12時間)までカスタマイズ可能
- 人数:10名~150名規模まで柔軟に対応
「ワークショップ形式」を中心に、自己分析・ロールプレイ・成功体験の共有などを取り入れ、参加者が自ら気づき、自分の成長を実感できる内容となっています。
具体的な内容とワークショップ形式
本研修では、次のようなプログラムを実施します。
- 自己分析ワーク:自分の強み・価値を言語化し、キャリアの方向性を明確にする
- インポスター症候群の理解と克服法:自分の実績を正しく評価し、過小評価を防ぐ
- ロールモデルとの対話:女性リーダーの体験談から学び、未来像を描く
- アサーティブコミュニケーション演習:自分の意見を尊重しながら他者と協働するスキルを育成
単なる座学ではなく、「気づき」→「体験」→「実践」へとつながる設計になっている点が特徴です。
差別化ポイント
他社の女性活躍研修との違い
心理的基盤(自己肯定感 × 自己効力感)に着目
多くの女性活躍研修は「スキル強化」や「リーダーシップ論」に偏りがちです。しかし弊会では、行動の土台となる「自己肯定感」と「自己効力感」を体系的に強化します。
→ スキルに留まらない“内面からの変化”が長期的に続く点が大きな違いです。
インポスター症候群への具体的アプローチ
昇進を辞退したり、自分を過小評価してしまう女性に多い「インポスター症候群」に対して、ワーク・事例・認知行動的アプローチを組み合わせ、心理的な壁を取り除きます。
心理的安全性 × チーム活性化
個人の変化にとどまらず、組織内で「意見が言いやすい環境」を醸成することを重視。女性社員だけでなく、上司・同僚の関わり方改善にもつなげ、組織全体の生産性を底上げします。
導入実績と成果
主な導入実績(一部)
- キリンビール株式会社
- カバヤ食品株式会社
- 住友化学株式会社
- KDDIテクノロジー株式会社
- 東海マツダ販売株式会社
導入実績一覧を開く
- キリンビール株式会社「メンタルヘルス研修」
- カバヤ食品株式会社
- ジュピターテレコム株式会社(J:COM)「キャリア自律支援のためのセルフエスティーム研修」
- 住友化学株式会社「リーダーが職場で生かす…セルフエスティーム向上研修」
- 東海マツダ販売株式会社
- ブリヂストンチャレンジド株式会社「自己肯定感を土台にしたコミュニケーション研修」
- NTT労働組合 企業本部役員研修「自分マネジメント研修」
- 日鉄日立システムエンジニアリング「セルフエスティーム向上研修」
- NTT労働組合「…笑顔溢れる幸せ職場に」
- 日本赤十字社 中間管理職向け「セルフエスティーム向上研修」
- ほか多数
教育研修・講演活動
- (公財)新潟県女性財団「働く女性のための自己肯定力を高める基礎講座」
- 神奈川県立伊志田高等学校 保護者向け講演
- …(原文の講演一覧を必要に応じて追加)
成果の定量データ
- 研修満足度:95%
- 「自己肯定感が高まった」と回答:92%
- 「明日から職場で行動を変えたい」と回答:88%
成果事例
- 製造業A社:女性係長層への導入後、半年で「会議での発言率」が40%増加。管理職登用希望者が前年の2倍に。
- IT企業B社:オンライン研修後、女性社員の離職率が1年間で30%減少。上司からのフィードバックも「挑戦に積極的になった」と高評価。
- 食品メーカーC社:産休復帰者へのフォロー研修で、復帰後3か月以内のプロジェクト参加率が70%→95%に改善。
成果事例をもっと読む
【事例1:管理職登用を断り続けていた女性の変化】
ある企業では、10年以上のキャリアを持つ女性社員がいました。彼女は実力がありながらも「自分には管理職は向いていない」「責任を負うのは怖い」と考え、昇進の打診を何度も断っていました。しかし、自己肯定感を高める「セルフエスティーム研修」を受けたことで、まず根底にあった自分自身に対する不安を払しょくし、自分のスキルや経験を認められるようになり、それを周りからも評価されている理由を理解できるようになりました。自己肯定感の土台を強固にしたことで、自分の可能性や能力を信じられるようになりました。
研修後、彼女は「自分ができることに目を向け、挑戦してみよう」と思えるようになり、部下を育てながら、自分を成長させていける機会となる管理職としての役割を引き受けてもよいと思えるようになりました。現在ではチームをまとめ、若手の育成にも積極的に関わるリーダーとして活躍しています。
【事例2:会議で発言できなかった女性の変化】
別の企業では、入社5年目の女性社員が会議で意見を求められると、極度に緊張してしまい、自分の意見を言えず、自信を持って発言することができないという悩みを抱えていました。彼女は「私の意見は的外れかもしれない」「間違ったことを言ってしまうかも」と考え、周りにどのように受け止められるかを気にして、結果的に会議中に発言する機会を逃していました。
そこで、女性社員に向けた自己肯定感を高めるトレーニングを受けたことで、自分の考えを尊重できるようになり、自分の意見を周りの人がどう思ったとしても、それによって自己価値は損なわれることがないと理解できるようにな
【事例3:管理職候補の女性がインポスター症候群を克服】
研修を受ける前、ある女性社員は昇進を打診されても「私には無理です」と断っていました。彼女は長年、自分の成果を過小評価し、これまでの評価に対して、自分の力を信じることができずにいました。その結果、管理職としての責任を担う自信が持てず、チャレンジすることを避けていたといいます。
研修では、これまでやってきたことを自分で認め、自分の強みや過去の実績を振り返るワーク、自分を認められなかった思考パターンを理解し、講師や同僚からのフィードバックを受ける中で、彼女は「自分のスキルや経験が十分に評価されている」ことを実感し、次第に自信を持てるようになりました。
研修終了後、彼女からは昇進の打診を受け、管理職として挑戦するという報告がありました。現在ではチームのリーダーとして活躍し、若手の育成にも積極的に関与しています。彼女は「今では、自分の意見を堂々と発信できるようになった」と語っています。
【事例4:出産後にキャリア復帰を不安に感じていた女性が活躍】
出産を機に休職していた女性社員は、復職後に「周囲についていけるか不安」「仕事と家庭を両立できるか自信がない」と感じていました。特に、育休中に変化した職場の状況や業務プロセスに適応できるかどうかが大きな不安要因でした。
セルフエスティーム研修を受けたことで、子育てや仕事に対しても「完璧でなくてもいい」というマインドセットを学び、周りの協力や助けを得ながら肩の力を抜いて、自分のペースで成長していくことが大切だと理解しました。また、他の女性社員と経験を共有することで、「同じ悩みを持つ仲間がいる」と実感し、安心感を得ました。
研修後、彼女は徐々に自信を取り戻し、積極的に業務に取り組むようになりました。自ら新しいプロジェクトに手を挙げ、周囲のサポートを受けながら業務に取り組むことで、リーダーシップを発揮できるようになりました。現在ではチームの一員として積極的にアイデアを出し、新たな価値を生み出す存在となっています。
彼女は「研修を通じて、自分に無理を課さず、できることから挑戦すればいいと学びました。今では子育てと仕事を楽しみながら成長できるようになりました」と語っています。
FAQ よくある質問
Q1. どのような社員層が対象ですか?
A. 若手〜中堅〜管理職候補まで、幅広い女性社員に対応しています。特に「昇進を打診されても自信が持てない」「会議で発言できない」などの課題を持つ方に効果的です。
Q2. オンラインと対面、どちらの形式でも可能ですか?
A. はい。Zoom等を利用したオンライン形式、全国の拠点に訪問しての対面形式、またはハイブリッド形式からお選びいただけます。
Q3. どのくらいの時間で実施できますか?
A. 半日(3時間)から1日、2日間コースまで柔軟に設計可能です。企業様のスケジュールや対象人数に合わせてカスタマイズいたします。
Q4. 研修の効果はどう測定できますか?
A. 受講前後の「自己肯定感・自己効力感アンケート」、行動変容チェック、上司からのフィードバックを組み合わせ、数値と行動の両面で成果を可視化します。
Q5. 料金の目安はありますか?
A. 参加人数・時間・実施形式(オンライン/対面)・カスタマイズ範囲によって異なります。ページ内のお問い合わせフォームからご要件をご連絡いただければ、最適なプランとお見積りをご案内します。
Q6. 男性社員や管理職層への応用も可能ですか?
A. はい。女性社員だけでなく、上司・管理職層への「関わり方研修」と組み合わせることで、心理的安全性とチーム全体の活性化につながります。
社員が輝く企業へ!自己肯定感研修で組織変革を実現!
社員の「自己肯定感」を高め、組織全体の活性化を実現!
「受講者の声」48ページ冊子では、導入企業様からいただいた喜びの声を多数掲載しています。

【導入企業様の声】
- 「離職率が大幅に減少しました。社員が自ら成長しようとする意欲が高まり、組織全体の活力が向上しました。」
- 「社員のエンゲージメントが向上し、仕事への意欲や責任感が高まりました。結果的に、生産性も向上しています。」
- 「コミュニケーションが活性化し、互いを尊重する風土が醸成されました。イノベーションが促進され、新しいアイデアが生まれやすくなりました。」
「受講者の声(冊子)」は、社員の成長と組織活性化に本気で取り組む人事担当者様、社員のエンゲージメント向上や離職率低減に課題を抱えている企業様、
組織全体の心理的安全性を高めたい企業様が研修効果についてご判断するのに最適な資料となっております。
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