2月25日(木)に、NPOインプットサロン様にて「個人や組織のレジリエンスを高める「自己肯定感」を学ぼう」を開催させていただきました。
最近、新型コロナウイルス感染拡大による経営危機が起こり、企業や組織の経営において突然の危機に対応する力としてレジリエンス(resilience)が注目を集めています。レジリエンスとは「危機対応しつつ、それをきっかけとして、組織がより創造的に、あるいは強固になり、最終的には成長につなげる力」です。日本の企業の人材育成担当者からも、この言葉を聞くことが増えてきました。
この困難に立ち向かう力(レジリエンス)は自己肯定感、頑強性や自己効力感と関わりがあるとされています。いきなり「レジリエンス」だけを高めようとしても、その土台となる「自己肯定感」が持てていないと、土台のない家のようになってしまい、逆境を乗り越えるどころか脆くも崩れてしまう状況を作りかねません。
「レジリエンス」を作り上げていくには、自己受容し、自分の価値を認められる「自己肯定感」が土台として必要なのです。自己肯定感が高いと、レジリエンスが高くなり、たとえ生活上の困難に陥っても、それを跳ね除けその状況から抜け出すことができると言われています。
組織でも個人でもレジリエンスを高めるための土台となる「自己肯定感」を高めるためにはどうすればいいのかをお伝えさせていただきました。