東京MXTV「5時に夢中」で取材されました
4月5日に当協会に「自己肯定感」のテレビ取材があり、その様子が4月9日にテレビ放映されました。
東京MXTV「5時に夢中」の月曜日の「追跡ベスト8」のコーナーで、テーマは「巷の人はどのくらい自分を価値のある人間だと思っているのか?」
そこで自己肯定感の専門家として、代表理事の工藤紀子が女性タレントのガウさんのインタビューにお答えするという形で話をさせていただきました。
◆東京MXTV5時に夢中「追跡8」(2018年4月9日放映)追跡8
国立青少年教育振興機構(平成30年3月)
高校生の心と体の健康に関する意識調査(日本・米国・中国・韓国)
によると
自分は価値のある人間だと思う
日本は44.9%
アメリカ、中国、韓国は80.2~83.8%
自分が価値のある人間だと思う日本人は本当に少ないのか?
街頭インタビュー
渋谷で50人に調査
自分に価値があると思う?
いいえ27人/はい23人
はいと答えた人は全体の4割で調査とほぼ同じ結果
なぜ日本人は価値があると思う人が少ないのでしょうか?
自己肯定感を高める方法を世に広めている日本セルフエスティーム普及協会の工藤さんにうかがいました。
先生によると、日本人の謙虚な国民性に加え、こんな要因もあるといいます。
脳科学者の中野信子さんがおっしゃられていることで、セロトニントランスポーターSS遺伝子といって、日本人は不安遺伝子を持っている人がとても多いということで、ネガティブな要素があると肯定的に捉えられないというのもあるかもしれません。
(※所説あります)
遺伝子の面からも自己肯定感が低い理由があるという日本人。
さらに自己肯定感は幼いときから培われるものだといいます。
自己肯定感の土台は一番初めは乳幼児期。
だいたい3~4歳までの親子関係で築かれるのが大きいと思います。
親から全肯定されている感覚が持てると子どもは自分を自己受容できるようになるんです。
3~4歳までの子どもには口に出して愛情を伝える事で、欠点を受け入れる土台が養われ自己肯定感も生まれるそうです。
ちなみに、大人になってからも改善する方法があるといいます。
幸せの自家発電をするということなんですけれども、人にどんなことを言ってもらえたら、自分は満足するのかな?褒めてほしいところを自分に対して言ってあげるといいと思います。
<幸せの自家発電>
一日を振り返り自分が褒められたいことを考えそれを口に出すことで自分の気持ちを再確認する
ガウさん:それではこういうことですか? 今日もみんなに元気を与えて ステキ私! 私、ほんとスゴイね!!
工藤:素晴らしい!
番組のディレクターさんによると、月曜のコメンテーターのマツコデラックスさんが、その前の週に取り上げられた日本の女子高校生が自分の価値を感じていないという日米中韓の比較を見て、とても驚かれ、そこに注目してくださったのがきっかけで今回の「自己肯定感」の取材に繋がったようです。
その日米中韓の高校生の比較の新しい調査データは2018年3月に「国立青少年教育振興機構」が発表したものです。
実際にテレビで放映されたものは、1時間の収録のうち数分ですが、これを機会に「自己肯定感」について少しでも多くの方に知っていただく機会になればと思います。
自己肯定感は人が生きていく上でとても大事な感覚です。
協会では、自分らしさを大切にしながら、人間関係を良好にして、自己成長していける100を超える「自己肯定感」を高めるワークを提供しています。
ご興味のある方はこちらをご覧ください。
http://self-esteem.or.jp/seminars/
10月には、仕事をされている皆さんに向けての本が出版されます。
「自己肯定感」がもたらす影響や重要さがご理解いただける内容になっていますので、また、ご紹介させて頂きますね。