
2024年11月、大手通信会社システム部門の全社員様を対象とした「セルフエスティーム研修」を実施させていただきました。
本研修は、自己肯定感(セルフエスティーム)を土台に、個々のパフォーマンス向上や、より良い人間関係の構築につなげることを目的としています。
こちらの企業様では、自己肯定感をテーマにした研修は初めての試みでしたが、社員の皆さまは非常に意欲的に参加され、ワークを通じて活発な意見交換が行われました。
講師は、当協会代表の工藤紀子が担当しました。
◆研修の内容と受講者の反応
今回の研修では、「自己肯定感とは何か?」という基礎的な理解からスタートし、それを実際の業務や日常生活でどのように活かしていくかについて、具体的なワークやディスカッションを交えながら学んでいただきました。
はじめて「セルフエスティーム」に触れる方が多い中、参加者の皆さまは終始リラックスした雰囲気で、楽しみながら研修に取り組まれていました。
研修中のワークでは、「自分自身の強みを認識する」「肯定的なフィードバックを受け取る・伝える」といった実践的な内容を通じて、自己肯定感が仕事や職場の人間関係にどのように影響するかを体験していただきました。
研修後のアンケートでは、以下のような結果が得られました。
✅ セルフエスティームについて、またその向上に必要な考え方・理解について、9割以上の社員が「理解した」と回答。
✅ 研修内容について「機会があれば実生活でも試してみたい」と回答した割合が約8割にのぼり、特に管理職の方からは「継続的な研修を希望する」という声が多く寄せられた。
✅ 「部下や同僚との関わり方を見直す良い機会になった」「職場のコミュニケーションに活かしたい」といった具体的な行動変容につながる感想が多く見られた。
◆研修を終えて
本研修では、多くの参加者が「自己肯定感がいかに重要であるかを実感し、今後の働き方や生き方に役立てていきたい」と感じてくださいました。
会場で伺った感想の中には、
💬 「今まで考えたことがなかったが、セルフエスティームを意識することで仕事や人間関係のストレスが減らせると感じた」
💬 「職場の雰囲気を良くするためにも、まずは自分自身の自己肯定感を高めることが重要だと理解できた」
💬 「この学びを継続して実践することで、より良いチームづくりに活かしたい」
といった意欲的なお声をいただきました。
自己肯定感を高めることは、個人のパフォーマンス向上だけでなく、職場全体の心理的安全性を向上させ、組織の生産性向上にもつながることが期待されます。
今回の研修が、社員の皆さまにとって新たな気づきや学びの機会となったことを、大変嬉しく思います。
今後も、企業の皆さまがより良い組織づくりや人材育成に取り組めるよう、引き続きお手伝いしてまいります。