2024年10月18日の日経新聞の私見卓見に、代表理事の投稿「自己効力感を高めよう」が掲載されました。
自己効力感は、漠然とした自信とは異なり、科学的に高めることができる自信だ。実践や経験を積むといったトレーニングによって獲得することができるからだ。仕事に限らず、勉強やスポーツにおけるやり遂げる力、問題を克服する力に関係している。何かをやり遂げたい時に、そこに向かう自分の能力を信じることができるのが自己効力感だ。
まずは、ありのままの自分を認め、受け入れ、大切にする。そうすれば、自分に価値を感じ、自分を信頼することができる。そのためには、自分で成功や失敗を直接体験してみる「達成・成功体験」が必要だ。過去の成功や逆境を乗り越えた経験を思い出し、書き出してみると、自分では見えていなかった行動と結果の関係に気づくことがある。この認知の積み重ねが自己効力感を高めていく。身近で具体的な目標を設定し、これらを達成することで小さな成功体験を積み重ねることも効果的だ。
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【私見卓見】自己効力感を高めよう