神奈川県の中学校で教員研修「生徒の自己肯定感を育むために」を実施しました | 一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会

神奈川県の中学校で教員研修「生徒の自己肯定感を育むために」を実施しました

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2020年12月17日、全校生徒約300名の神奈川大磯町立国府中学校で、新型コロナウィルス感染症対策をとりながら「生徒の自己肯定感を育むために」をテーマに教員の皆様に2時間の研修をさせていただきました。
こちらの学校はすでに25年前から人権教育を重視する生徒の自主自律を重んじる指導がされています。現在は制服はなくなり、スクールカバン、靴等も自由になったそうです。名札も廃止になりました。生徒主体で制服も必要かどうかを考えて今の状態になりました。先生方も「生徒と一緒に考える」ことを大切にしているそうです。研修が始まる前に、校長室で伺ったお話に大変感銘を受けました。
今回は約30名の教員の皆様に、「自己肯定感」についての正しい理解と生徒の自己肯定感を育むためにはどのようなことに日々、意識を向けて実践していただくかをお伝えさせていただきました。2時間の研修で皆さん熱心にメモをしてくださっている姿が印象的でした。

こちらにいただいたご感想の一部をご紹介させていただきます。

研修を受ける前と後で、自己肯定感についての認識に変化はありましたか?

・生徒の問題行動(人間関係のトラブル)の背後にある、当事者の自己肯定感の低さに気づかされました
・自己肯定感がいかに自分の人生に影響し、相手への声掛け、相手との関係にえいきょうするのかを理解できた
・自己肯定感を育てる大切さは重々理解していたが、その中身まで詳しく理解したことはなかったので、研修で学べて良かった。分かりやすかった
・知っているつもりでいたことを再認識しました
・自己肯定感についての認識が深まりました
・研修前はあまり知識がなかったためこの研修で知識が身に付きました
・なんとなくの理解が、はっきりしたものとなったと思います

全体を通してのご感想

・私たち指導者の自己肯定感の高さも重要なのだと感じました
・明日から子ども達に対する接し方が変わりそうです。今日学んだことを生かしたいです
・自分自身の言動を客観的に見直すことができたと感じました
・教師自身が自分らしく、周囲と健康的に関わる大切さを学びました
・土台となる自己肯定感を育てあげることは、日々の積み重ねだと思った
・生徒の問題行動が表出化してきて、そこではじめて自己肯定感を高めてあげようとなっても、本人の自己認識な否定的な以上、一朝一夕でどうにかなるものではなく、とても時間がかかってしまうので、学校全体として常日頃から生徒たちと信頼関係を築いていかなければと思った
・子育てをしている保護者にも聞かせたいお話でした
・生徒に向けてどのようなことを心掛けて関わっていけばよいのか、改めて考える機会になりました

この度、研修にご参加いただいた皆さま、心より感謝申し上げます。

(文責:代表理事 工藤紀子)

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