静岡市飯田生涯学習交流館様よりご依頼をいただき、令和7年7月26日に「思春期の子育て講座(全3回)」の第2回目として『自己肯定感を高めるために』を実施しました。講師は(一社)日本セルフエスティーム普及協会のマスター認定トレーナー、須田彩が務めました。
講座では、「自己肯定感とは何か」「なぜ今、自己肯定感が注目されているのか」から始まり、参加者自身が持つ“ふつう”という価値観に気づき、子どもとの違いを尊重することの大切さについて考えていただきました。ワークやシェアタイムも取り入れながら、親としてのあり方、そして「まずは自分を満たすこと」の重要性についても学んでいただきました。
参加者アンケートでは、「みんなのふつうがそれぞれ違うと分かってはいたが、つい自分のふつうに合わせてしまっていたことに気づかされた」「自分に厳しいからこそ、子どもにも厳しくしてしまいがちだったとハッとした」など、お子さんとの関わり方に関する気づきが多く寄せられました。また、「大人も誰かに寄り添ってほしい、やさしくしてほしいと思っている」「全てを受け入れたらグータラになるかと思っていたが、まずは自己受容から始めたい」といった、親自身のあり方に関する声も印象的でした。
子育ての中で親自身の自己肯定感が揺らぐこともありますが、「ありのままの自分を受け入れる」ことで、どんな自分にも価値があると実感でき、子育てにも安心感が生まれます。本講座が、お子さんやご自身との向き合い方を見直すきっかけとなれば幸いです。
「もっと早く知りたかった」「妊婦さんにもぜひ知ってほしい」といった声もいただいており、今後も自己肯定感の大切さをより多くの方に届けてまいりたいと思います。
このような貴重な機会をいただきました飯田生涯学習交流館様に、心より感謝申し上げます。
(文責:須田 彩)