先日、少し長めのウォーキング8.9キロを終えて「今日は久しぶりにワインを飲もう!」という話になり、おつまみのピザに載せる具材を近所のスーパーに買いに寄ったときのことです。
買い物を終えてレジを通り、買ったものを袋を入れようとしていたところ、隣には、小学生2年生ぐらいの女の子がいました。
お母さんが支払い済ませているのを待ちながら、混雑している時間帯だったので、カートに載せたカゴを載せたまま、その台のスペースを次々とくる人から必死に守っている姿が印象的でした。
その横で袋に買ったものを入れていた時、ふと女の人の声が入ってきました。かなり強い口調です。誰に言っているのかな?と思ったら、その女の子のお母さんのようでした。
お母さん:「なんでこんなのを持ってきたの?」
女の子:「・・・・」
お母さん:「何で持ってきたのって聞いているでしょ。それに答えなさいよ」
女の子:「・・・・」
お母さん:「こんなのもって来たって邪魔になるだけなの。答えないなら、コアラのマーチ粉々にするよ」
女の子:「・・・・」
私はこっそり横を見ました。
どうやら、スーパーによくある「料理レシピのカード(ちらし)」をカゴの中にいれていたようです。女の子はその料理レシピのチラシを、どんな気持ちで入れたのでしょう?
そのお料理をお母さんに作ってほしいなと思ったのでしょうか。
または、自分が作ってみたいと思ったのでしょうか。
コアラのマーチはきっと女の子の好きなお菓子なのでしょう。
お母さんにも事情があったのだと思いますが、女の子が言葉にできなかった胸の内を思うと何とも言えない切ない気持ちになりました。
皆さまはどうお感じになりましたか?
わたしたちは、子育てをする親御さんひとり一人が、いい親や完璧な親になるのではなく幸せな親になって「しあわせな子育て」をしてほしいと心から願っています。
(文責:代表理事 工藤紀子)
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