ゴールデンウィークが終わり5月の仕事に戻ると、どうしても疲れがたまりやすく、疲れが溜まると、意欲も減退しやる気も起きにくくなります。
連休後のスランプ脱出!仕事と心のセルフケア術の1回目は「十分な休息を取る」ことです。
十分な休息を取るための5つのヒントをお伝えします。
1)疲れを感じる前に休息をとる!
疲れてから休むのではなく疲れを感じる前に休息を取りましょう。
仕事が忙しいと、ついつい休憩を取ることを忘れてしまいがちですが、一時間ごとに5分程度の休憩を取り、席を立って軽いストレッチをするだけでも体と心がリフレッシュして、再び集中力を保つことができます。
2)昼食後に昼寝をする!
もし可能であれば、昼食後の短い昼寝を取ることもおすすめです。
NASAが行った実験では、昼食後15時までに約26分の仮眠を取ると8時間寝たのと同じぐらいの疲労回復効果があるとの結果が出ました。
昼寝をすることで、午後の仕事に対する集中力が増しミスも減ります。
オフィスで仮眠を取るのが難しい場合は、リラックスできる場所で目を閉じて深呼吸するだけでも効果があります。
3)夜はしっかり睡眠をとる!
日本人は諸外国と比べて一番睡眠時間が少ない国民と言われています。
疲れを感じたら、いつもより少し早めにベッドに入ることを心がけましょう。
できれば寝る前はスマートフォンやパソコンの画面を見ないようにし、リラックスできる環境を作ることが大事です。
例えば、温かいお風呂に入ったり、照明を暗くしたり、静かな音楽を聴いたりすることで、心を体を落ち着かせて睡眠前のモードを作っていきましょう。
4)自分を労わる時間を持つ!
日々の中で、自分を労わる時間を意識的に作りましょう。
例えば、帰宅後に丁寧に夕食を作ったり、好きな音楽を聴いたり、ゆっくりお風呂に入ったり、そんな時間を作ることが心の安定につながります。
自分を大切にすることで、日々の疲れが和らぎ気持ちが楽になります。
あなたがホッとできる時間を持ちましょう。
5)週末は完全オフタイムを持つ!
週末には、仕事から完全に離れてリラックスする時間を持ちましょう。
趣味に没頭したり、家族や友人と過ごすことで心のエネルギーを回復させることができます。
例えば、自然の中に出かけたり、映画を見たり、本を読んだり自分が好きなことをすることでリフレッシュし、翌週の仕事に向けてエネルギーチャージすることができます。
ここでは仕事と心のセルフケアに効果的な「十分な休息を取る」ことをお伝えしました。
5月病の症状を和らげるには無理せず「これならできる!」「これならやってみたい!」と思えるものから自分のペースで取り組むことをおススメします。
明日は仕事と心のセルフケア術(2)をお届けします。
お楽しみに!
(文責:代表理事 工藤紀子)