5回シリーズで5月病を無理せずに、五月病を乗り越えるためのヒントをお届けしています。
2回目は「適度な運動・バランスの良い食事・規則正しい睡眠」です。
長期休暇で生活のリズムが乱れて、通常の仕事モードがしんどいと感じるときほど、規則正しい生活リズムが欠かせません。
心身の健康を保つためにもバランスの良い食事、適度な運動、規則正しい睡眠を心がけることをおススメします。
1)適度な運動
だるかったり、何もやる気なでないとき、なかなか体を動かすことは億劫ですが、適度な運動は、ストレスを軽減し、気分をリフレッシュさせます。
睡眠の質もよくなりますので疲労回復にも役立ちます。
例えば、毎朝の軽いジョギングやウォーキング、仕事の合間のストレッチでは、座ったまま足を上げ下げするレッグリフトや腕を伸ばして肩を回すストレッチなど。
昼食後の10分ウォーキングや寝る前のヨガなどもおススメです。
2)バランスのとれた食事
一人暮らしをしている人は特に好きなものだけを食べたり、食事を適当に済ませてしまいがちです。
自分の食生活を見直して栄養バランスが取れているかを見直してみましょう。
タンパク質
ビタミン類
ミネラル(鉄、亜鉛、カルシム)
良質な脂質(オリーブオイル、アマニ油、など)
食物繊維
炭水化物
わたしたちの体は食べるものでできています。
日々の活力を高めるためにも不足しがちな栄養素を意識的に摂るようにすることで心身の健康を保てます。
特に不足しがちなのはタンパク質と鉄だと言われています。
日々の食事だけでは補えない分はサプリメントで摂ることもおススメです。
3)規則正しい睡眠
生活リズムが崩れると睡眠のリズムも崩れがちです。
良質な睡眠を確保するためにもできれば、平日も休日も同じ時間に寝て、起きるようにしていきましょう。
睡眠については(1)の「十分な休息を取る」のところでもお伝えしました。
睡眠中に脳は老廃物を排出し、記憶を定着させ、感情を安定させ、脳のエネルギーを回復し翌日の活力を蓄える役割を担っています。
これは数々の研究でも明らかになっています。
十分な睡眠を摂るためにも毎日、同じ時間に寝て、起きる習慣をつけていきましょう。
ここでは仕事と心のセルフケアに効果的な「適度な運動・バランスの良い食事・規則正しい睡眠」をお伝えしました。
ここでも無理せず「これならできる!」「これならやってみたい!」と思えるものを楽しみながら自分のペースで取り組んでみてください。
明日は仕事と心のセルフケア術(3)をお届けします。
お楽しみに!