「ちょっと疲れた心」にできること…ＧＷ明けに効く心の回復法
GW（ゴールデンウィーク）が終わると、
非日常から日常へ戻るギャップや、
遊び疲れ・生活リズムの乱れなどから、
疲れや倦怠感を感じる人が増えてきます。
また、新年度や季節の変わり目など
環境の変化が多い時期には
知らず知らずのうちに
ストレスや疲労感が溜まりやすくなります。
あなたは大丈夫ですか？
このような時期には
心身の疲労を感じたら
早めに回復させてあげることが大切です。
今日は、家庭や職場でできる
簡単な心身のリカバー法をお伝えします。
◆家庭でできる心身のリカバー法
家事の合間に深呼吸や
軽いストレッチを行うだけでも
自律神経が整い緊張がほぐれます。
また、ウォーキングやスクワットなどのリズム運動は、
セロトニンの分泌を促し、
気分を安定させる効果があります。
食事の際にはよく噛むことも
同様にセロトニン分泌を助けるため、
歯ごたえのある食材を取り入れるのがおすすめです
料理やガーデニング
散歩やペットの世話、
好きな音楽を聴いたり、香りを楽しむなども
気分をリフレッシュさせてくれます。
さらに、リラクゼーション法として瞑想やヨガ、
ゆっくり入浴する時間を持つこともおすすめです。
これらは心身の緊張をほぐし、
精神的な安定をもたらしてくれます。
日光を浴びることもセロトニン分泌を促進し、
ストレスを感じにくくするため、
朝の散歩などを日課にするのも良いでしょう。
最後に、家庭の環境を快適に保つことも大切です。
整理整頓された住まいは心の安らぎにつながり、
ストレス軽減に役立ちます。
忙しくて、部屋を片付けられない人は
毎日、一か所だけでも意識を向けて
片付けると、それだけでも満足感が生まれます。
それから、ちょっとした思考チェンジもおススメです。
足りないといった不足感は不満を感じやすくなり
ストレスや疲労感が募りやすくなりますので
日々の中で、自分がすでに得ているもの
恵まれているもの、感謝できることに
意識を向けてみてはいかがでしょう。
モノの見方や捉え方が変わることで
ポジティブな視点が育ち、心が軽くなります。
人との関わり方にもよい影響を与えてくれます。
これらのリフレッシュ法で
あなたが取り入れてみたいものは何かありましたか？
日々の中で心と体のバランスを整えながら、
疲労感やストレスを上手に解消していきましょう。
２）職場でできる心身のリカバー法
職場でもおススメなのが
仕事の合間に行う
深呼吸や軽いストレッチです。
自律神経が整い緊張がほぐれます。
仕事でのいい状態をつくるには
睡眠時間を確保し
栄養バランスを取れた食事
軽い運動を取り入れるなど
健康的な生活リズムを整えることも大切です。
さらに、仕事中は小さな目標設定もおススメです。
「メールの返信を15分で片付ける」
「書類作成を20分で片付ける」
といったように、それぞれのタスクに
だいたいの時間の目安をつけて取り組むとメリハリが生まれ、
それを完了するたびに小さな達成感が生まれます。
これは「できた」という満足感とともに
小さな成功体験を積み重ねることになりますので
「自己効力感」が高まり
前向きな気持ちが生まれます。
また、職場の雰囲気はどうでしょうか。
お互いをねぎらったり、
「ありがとう」「助かったよ」と
声を掛け合える環境にあると
お互いの存在価値を認め合い
安心感を持ちながら仕事に取り組むことができます。
同僚ととりとめのないおしゃべりをしたり
冗談を言い合うのも効果的です。
一日の終わりには「今日のよかったこと」を
３つ見つけて書き出してみませんか。
そうすることで、気持ちよく仕事を終えることができ
明日への活力になります。
そして、終業後や休日は仕事のことは考えず
意識的に趣味やリラックスできる時間を持ちましょう。
家族との時間を楽しむことも
気分転換になりエネルギーチャージになります。
最後に、自己肯定感を意識的に高めることは、
ストレス耐性や幸福感を強化し
心の健康を保つために大きな役割を果たしますので
日々の中で自分を認める習慣も取り入れてみてください。
心の健康は、日々の小さな積み重ねから生まれます。
自分を大切にし、ストレスや疲労感と
上手に付き合う習慣を身につけていけたら素敵ですね。
今日も素敵な一日をお過ごしください。
次回のメルマガも、どうぞお楽しみに。
日本セルフエスティーム普及協会
代表理事 工藤紀子
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