「自信がない自分」との付き合い方 ～焦らず、ゆっくり、自分を育む ～
「もっと自信があれば、新しいことに挑戦できるのに」
「自信がないから、どうしても一歩踏み出せない…」
「なんだか自信がない」
こんな風に感じているのは
あなただけではありません。
多くの人がこの抱えるこの悩みについて、
今回は「自信がない自分」との
上手な付き合い方をご紹介します。
自信は、まるで魔法のように
突然湧き上がってくるものではありません。
焦って自信をつけようとする前に、
まず大切なことがあります。
それは「自信がない自分」を否定しないこと。
「自信がない自分も、今の私の一部」と、
ありのままの自分を受け入れることから
始めていきましょう。
自信がないと感じる時、
私たちはつい無理にポジティブになろうとしがちです。
「頑張ればできる！」
「きっとうまくいく！」
と自分を励ますことは大切ですが、
心が追いつかないと感じる時は、
無理強いするとかえってよくありません。
まずは「自信がないと感じるのは自分がいる」と、
現在の自分の状態を受け止めてみましょう。
不安や恐れを感じることは、
決して悪いことではありません。
それは、あなたが真剣に物事に
向き合おうとしている証拠でもあるのです。
その上で、大切なのは立ち止まらないこと。
「自信がないけれど、
それでも、私はできることを小さなことからやってみよう」と、
小さな一歩を踏み出す勇気を持つことです。
完璧である必要はありません。
最初は誰でも初心者です。
たとえ小さな一歩でも、
行動することで何かが変わり始めます。
次に小さな自信を積み重ねていくための
具体的なアクションと
日常での活かし方をご紹介します。
＜自信を積み重ねるための具体的なアクション＞
１）できたことリストを作る
その日の終わりに、どんなに小さなことでも
「できた」と感じたことを書き出してみましょう。
「朝、きちんと起きられた」
「挨拶ができた」
「資料を少しでも読んだ」など、
些細なことで構いません。
このリストを見返すことで、
「自分もやればできる」という感覚を
少しずつ育てることができます。
２）目標を細分化する
大きすぎる目標は、
「どうせ無理だ」という無力感に
つながりやすいものです。
挑戦したいことがあるなら、
それを小さなステップに分解し、
一つずつクリアしていくようにしましょう。
小さな成功体験を積み重ねることで、
「自分にもできる」という自信が少しずつ育まれていきます。
３）自分の「強み」に焦点を当てる
自信がないと感じる時ほど、
自分の弱点ばかりに目が行きがちです。
意識的に、自分の得意なことや
人から褒められることなど、
自分の「強み」に目を向け、
それを意識的に活かすようにしましょう。
自分の強みを認識し活かすことは、
自己肯定感を高め、自信につながります。
３）完璧主義を手放す
最初から完璧を目指す必要はありません。
むしろ「まずはやってみる」という行動が大切です。
失敗しても「そこから学べば良い」と捉え、
次のステップに活かす広さを持ちましょう。
完璧な始まりより、
不完全でも良いから始めることが
自信への第一歩です。
自信は、一朝一夕に身につくものではありません。
焦らず、ゆっくりと、
「自信がない自分」を受け入れながら、
小さな一歩を踏み出すことから始めましょう。
その小さな積み重ねが、
いつか大きな自信へと繋がっていくはずです。
今日も素敵な一日をお過ごしください。
次回のメルマガも、どうぞお楽しみに。
日本セルフエスティーム普及協会
代表理事 工藤紀子
*********************
本日の内容が、
少しでも多くの方の心の支えとなれば嬉しく思います。
もし周りに必要とされている方がいらっしゃいましたら、
ぜひこのメルマガをシェアしてお知らせください。
メルマガ登録はこちらできます
https://self-esteem.or.jp/r/stepmail/kd.php?no=ezJqOqde
************************
