皆さま、こんにちは。いつもありがとうございます。
日本セルフエスティーム普及協会 代表理事工藤紀子です。
あなたは身近な人、
たとえば家族や同僚、上司など
いつも関わる人との関係は良好ですか？
以前、講座に参加された女性は
自分の職場の上司と
どうしても折り合いが悪く
仕事上の様々なところで衝突していました。
そんな上司との関係は険悪で
もうほとんど会社を辞める覚悟だったようです。
家庭でも、職場でも
身近な人との関係が良くない場合
それだけでストレスになります。
彼女からは会社に行くのも
気が重い状態を少しでも改善するには
どうしたらいいかと相談されました。
彼女に「その上司の方に朝、
あいさつをしていますか？」と聞くと、
「いいえ、挨拶しても無視されたので、
朝はできるだけ顔を合わせていません」
ということでした。
確かに気まずい感じになっていると、
自分からあいさつはしずらいというのも分かります。
そこで、あえて彼女に
「上司に、朝の挨拶をあなたからしてみませんか？」と提案してみました。
彼女の顔は曇りましたが、渋々承諾してくれました。
「でも上司に無視されたら、どうしたらいいでしょう？」と聞かれたので、
相手が仮に挨拶を返してくれなくても問題ありません。
あなたから挨拶ができたかどうかだけに注力して、
挨拶ができたら、「自分よし！！」と
ほめてくださいとお伝えしました。
他者から承認されなくても
自分でそれをＯＫできればいいんです。
するとどうでしょう。
数日後、彼女から連絡があり
上司に挨拶をしたら、
向こうも彼女に挨拶をし返してくれたそうです。
これは何でもないことのように思えますが、
自分が起こしたアクションに対して
自己承認ができたことで
それと共に少しずつ彼女の中で
上司に対する感じ方に変わっていきます。
彼女は自尊心が傷つきやすく
上司のたわいのない言葉を
自分に向けられた皮肉や
嫌味のように受け取りやすかったといいます。
だからこそ、上司を批判したり、
上司を攻撃することで
自分を守ろうとしていたことに気づきました。
話をお聞きすると、
敵対していると思った上司は
気難しくちょっとのことで
突っかかってくるタイプだったようで
彼も彼女と同じように
自尊心が傷つきやすい人だったようです。
お互いが自分を守るために必死だったのです。
このようなケースはよくあります。
人は誰もが自分を尊重してほしいと願っています。
誰もが自分を認めて欲しいのです。
誰もが自分は大切にされたいのです。
だからこそ、自己価値が脅かされそうになると
人は攻撃的になります。
この女性の場合、
自分から挨拶をするようになって
上司との関係が変わりました。
自分で自分を認めることはとても大事です。
それと同じくらい、対人関係では相手の存在を認めることが大切です。
相手を承認する最初の一歩は、挨拶です。
相手の目を見て、
できればちょっと微笑んで
朝の挨拶ができたら、
それだけで、
あなたも挨拶をされた相手も
最高に幸せな一日が
スタートできるに違いありません。
ひとり暮らしの方は、朝起きたら
鏡を見て自分に向かって
笑顔で「おはよう」と言ってみませんか？
それだけで気分はアゲアゲになります。
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【編集後記】
水泳と自転車とマラソンの
3種競技のトライアスロンに挑戦している
現在89歳の稲田弘さんという男性がいます。
60歳から運動を始めて
70歳でトライアスロンに初挑戦。
数々の記録をつくり
レジェンドと言われる彼ですが
その彼が来年90歳で競技を止めるそうです。
その理由が、
「もっと他にもやりたいことが沢山あるから」
この言葉を聞いて、しびれました！
「加齢による体力低下も当然感じます。
でもこれは人間の宿命でどうしようもない。
それでもやりたいという気持ちが根底にあるから、
挑み続けるにはどうすべきか考えるだけです。
例えば筋力低下を自覚して筋トレを増やすと、
前より進化したかもと感じる瞬間が必ず訪れます」
なんという素晴らしい稲田さんのバイタリティ！
いつでもまだまだこれから！
私もそういう気持ちで日々生きていきたいと思いました。
本当に大きな勇気ををいただきました。
ありがとうございます。
感謝をこめて
工藤紀子
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自分のためだけではなく、
家族や周りを幸せにする鍵となるのが
自己肯定感です。
27年間で培ったノウハウは、
現在、大手企業様や教育現場で
ご提供させていただいています。
全国どこからでも
受講できるオンライン講座を開催しています。
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私たち
日本セルフエスティーム普及協会は
講師の皆さまと共に
ラブマイセルフで
子どもの大人もハッピーに！を合言葉に
日本中の子どもと大人の未来を
明るく希望あるものにするために
全てのカギとなる
自己肯定感を伝える
ラブマイセルフ100万人プロジェクトの
活動に取り組んでいます。
