仕事を通じて沢山の人と会いますが、その出会いの中で、良く出会うのが「二宮尊徳」ではなくて「二宮損得」。
誰もが、利害関係を計算してしまう事は自然なことかもしれません。
ただ、行き過ぎた「二宮損得」さんは、出会った瞬間に「この人と付き合っていたら得しそうだな。いい事あるな」「こいつは付き合っても損するから付き合わないでおこう」とだけしか考えていませんが、大抵、そういう人の考えは相手にも伝わるものです。
損得さんは、仕事では上手く行っていても家庭内が上手く行かなかったりしていますが、それは、家庭内でも損得で考えて相手(家族)をコントロールしようとする傾向があるためです。
身近な家族は、一番近くで損得さんと関わっているので、それを肌で感じてしまっているので家庭内コミュニケーションが上手くいきません。
自己肯定感の話をすると、『自己肯定感が高い人って自惚れている人が多いですよね』と返答されることもあるのですが、それは損得さんに多いかもしれません。
実は、本当に自己肯定感が高い人は驕り高ぶったり自惚れたりせず、自分の価値を認めるように他人の価値をも大切にするので、行き過ぎた損得さんにはなりません。
本当の自己肯定感とは違う「自惚れている人」は、表面には出しませんが「オレ(私)は凄い。だから、自分の利益にならない人は無視」と考える傾向が強くなりがちです。他人に対する敬意を払う事が不得意なので、相手に興味がないのであなたに「質問」してくる事は少ないです。(※あえて、不得意と書いたのはそれが悪い事ではなくて、その人の特性だと認識しているからです)
勿論、多忙を極めている人は相手とジックリと向き合う時間がなく、あなたに興味を持っていても「質問」できない人もいますので、その辺は理解する必要もありますが、自分が本当に自分の価値を信じていられる人は、自分を大切にすると同時に他人も自分のように大切に出来る人なのです。
周りを率いるリーダーシップと、周りをコントロールする我儘には大きな違いがあります。
そこには「相手を思いやる愛情」があるかどうかが大きな分かれ目です。相手を思いやる愛情に基づいた自己肯定感が構築されている人であれば、時間はかかっても人はいつかそれを理解します。
あなたは、自分を大切に出来てリーダーシップを発揮していますか?
自分を心から大切にできていると、毎日、自分と関わる人を心から大切にできるようになります。
自分と自分の周りの人を大切に出来るようなると、恋愛でも、家庭内でも、パートナーや家族とのコミュニケーションが良くなり、毎日の生活が豊かになります。
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(文責:工藤洋一)
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