建設業女性技術者講演会実施 | 一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会

建設業女性技術者講演会実施

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建設業女性技術者講演会実施

静岡市建設局土木部技術政策課様よりご依頼をいただき、11月29日に建設業女性技術者講演会&意見交換会にてマスター認定トレーナーの須田彩が『仕事に影響する自己肯定感を知る』というタイトルで講演を実施しました。

建設業における女性技術者の活躍推進を図るために開催された当講演会は毎年静岡県内の建設業に従事する民間・官公庁の女性技術者を対象とし開催されていますが、今回は男性技術者の参加も可能とし男女合わせて32名のご参加がありました。
講師をさせていただいた私自身も数年前まで女性技術者として建築行政に関わっていましたので参加者にお伝えしたいことがたくさんあり、講演時間の中にできる限り内容を詰め込んでお話をしました。
サブタイトルにある『資格も経験もあるのに自信がない?!』のように自分を過小評価してしまうインポスター症候群の話題から自己肯定感との関係性についてお話をし、自己肯定感を高めるヒントをお伝えしました。

当講演では講演会後に意見交換会も開かれ、横の繋がりも目的としている為、講演会の中でもテーブルごとに話し合いやワークをしてもらう時間を用意しました。
アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)を出し合っていただくワークでは職場のことから家庭のことまで様々なご意見が交わされていました。
「女性だけど重たいものも運べるし、もっと現場に出たい!」など建設業ならではのご意見もありました。“女性は重たいものが持てない”という思い込みがあるかもしれませんが、女性技術者とひとくくりに言っても個々で感じ方も考え方もそれぞれです。それは男性技術者も同じであり、過度な配慮をし合うのではなく、女性も男性もお互いに感じていることを言い合い、尊重し合うのが望ましいのではないでしょうか。自分を尊重し、相手も尊重するのが自己肯定感を持てているかどうかの目安となります。誰もが自己肯定感を高めて、働きやすい職場になることを願います。

講演後のアンケートでは「自己肯定力という言葉自体をこのような研修がないと知らなかったため、良い機会になりました。」「今まで自己肯定感やアンコンシャス・バイアスについて真剣に考えた事は有りませんでした。」「会社内で今回の内容を話して少しでも職場環境を変えられたら良いと思う。」などのご感想をいただきました。当講演では職場で振り返りがしやすいようにおさらいできるシートもお渡ししましたので職場でのきっかけづくりになれたら嬉しく思います。

(文責:須田 彩
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