皆さま、こんにちは。いつもありがとうございます。
日本セルフエスティーム普及協会 代表理事工藤紀子です。
「怒り」は自分の不快感を知るための大切な感情です。
それは、自分を守る
危険信号のようなものですが、
怒りの感情が大きすぎたり
長く続いたりすると
私たちの心身にとって有害になります。
そこで、自分にとって
不快な気持ちや嫌なことは
嬉しいことと同じように
相手に伝えられるといいですね。
そこでは
相手のせいにしないで
それが自分にとって困ったこと
嫌なこととして
「やめてほしい」と
感情的にならずに伝えることが大切です。
では「叱る」とはどういうことでしょう。
日本でのアサーションの
第一人者である平木典子さんによると
叱るとは「相手のルール違反に
是正を求めること」だといいます。
「怒る」が自分の感情であるのに対して
「叱る」は相手のためになることを伝えること。
人としてふさわしくない言動や
「ルール違反」をしたとき
人が社会の中で生きていく上で
必要であり、相手のためになることを
伝えることが「叱る」ということです。
ふさわしくない行為やルール違反に対しては
不愉快な気持ちにもなるので
つい怒ってしまいがちですが
怒ってしまうと、
相手の行動を変えるように
導くことはできません。
そこで大事になるのは
怒りの感情をのせずに
きちんと改善点を伝えることです。
怒りの感情を載せてしまうと
「私はその言動によって非常に不愉快になった」
と伝えるだけで
相手のためになっているというより
自分で発した怒りを
相手のせいにして
伝えているだけになります。
「怒る」は自分の問題。
「叱る」は相手の問題について
冷静に改善点を伝えるということです。
子育てや人材育成の場面で
「叱る」と「怒る」が
混同されている場面がよくありますが
この違いを理解することで
指導法に大きな違いが出てきます。
そして、
この「叱る」を実践するためにも
大切なのが「叱る」側の自己肯定感です。
叱る側が自己肯定感を持てていないと
すぐ怒ってしまうからです。
「怒る」は自分の問題。
相手の問題を無意識に
自分の問題とすり替えて
自己価値が脅かされると感じて
怒ってしまうと
冷静に改善点を伝えられなくなります。
そこで、自己肯定感が対人関係に
どう影響するかを知ることも
大切になるのです。
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トレーナーの皆さんと
1年を通して
承認について
学び合ってきました。
誰もが承認されたいという
欲求を持っています。
私たちが
簡単にできる承認が
あいさつです。
そして、
名前を呼ぶこと。
名前を呼んでもらって
目を見ながら
アイコンタクトをして
あいさつしてもらえると
誰もが幸せな気持ちになります。
そこに笑顔が添えられると
最強ですね。
まず、私も一番身近な家族に対して
こんな意識を持ちながら
日々を過ごしていきたいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝をこめて
工藤紀子
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私たち
日本セルフエスティーム普及協会は
講師の皆さまと共に
ラブマイセルフで
子どもの大人もハッピーに!を合言葉に
日本中の子どもと大人の未来を
明るく希望あるものにするために
全てのカギとなる
自己肯定感を伝える
ラブマイセルフ100万人プロジェクトの
活動に取り組んでいます。
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