どこまで到達したらゴールなの? | 一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会

どこまで到達したらゴールなの?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

こどもの成長は目覚ましく、特に小さい頃は昨日できなかったことが今日できている、なんてこともよくありますよね。

母子手帳を見たり、周りのママ達の話を聞いたりしながら、ハイハイができるようになったから次はつかまり立ちができるようになるはず!と思ってワクワクしながら成長を見守っているママ達も多いのではないでしょうか。

赤ちゃんが初めてつかまり立ちができた時、きっと周囲の人はとても喜んで、赤ちゃんに「よくできたね、すごいね」と声を掛けていると思います。赤ちゃん本人も新しくできた事、初めての景色に満足感いっぱいだと思います。でも、もし次の日赤ちゃんがつかまり立ちではなくハイハイをしていたら、どう思われますか。

「昨日つかまり立ちができたからもうハイハイはだめよ!次は歩く練習よ!」などという親はいないと思います。もう一度つかまり立ちを見たい、いつかは歩くところを見たいという気持ちであっても、ハイハイしている赤ちゃんに「昨日はつかまり立ちよくがんばったね、またやってみようね」と声を掛ける方が多いのではないでしょうか。一度つかまり立ちができたからといって、またすぐにできるとは限らないし、すぐに歩けるようになるとは思わないですものね。

こうなりたいという目標はどんな人にもあると思います。こうなれば私は100点満点だなぁと思いながら日々がんばっている大人のみなさん、100点満点を自分にちゃんとつけていますか?

がんばれば手が届きそうな目標を設定し、そこに到達した途端に、ゴールの白テープがぐんと遠くへ離れていってしまうことがありませんか。それは無意識に自分で目標を上方修正しているからです。成長はひとつの目標達成ができたことで自然に次の目標と更なる成長につながります。赤ちゃんがひとつ成長できたときに褒められるように、私達大人も小さな目標でもひとつ到達できたら、まずは自分で褒めてあげてください。

赤ちゃんの成長を日々褒めているママ達も、例えば、離乳食を朝昼晩のうち一食でも手作りした自分をまず褒めてあげてください。翌日はまた三食レトルトに頼ってしまうかもしれないけど、赤ちゃんのように進んでは戻っての繰り返しでもいいのです。小さな目標達成を日々褒めて、自分を認めてあげることが自己肯定感を育むことにつながっていきます。そして、がんばった後だけでなく、今の自分に、そのままの自分に100点満点つけられるようになると自己肯定感が確実に自分のものとなっていきますよ。

(文責:須田 彩

各講座内容はこちら

【開催講座】【メンタルマネジメント】【ベーシック講座】【子どもの自己肯定力アップ講座】

LINE@では、自己肯定感の高めるワークをお伝えしていますので、お友達追加してくださいね。LINE@ID:@selfesteem

友だち追加

当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited.

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 「感情」は自分を知る最大の手がかりになる
  2. 世間体を気にしない、永井荷風
  3. 豊田真由子前議員と「自己肯定感」
  4. 「自己肯定感を高めなくては」と自分を苦しめていませんか?
  5. 日本史・文化から学ぶ、自己肯定感(1)【ジョン万次郎そして自分】…
  6. 自信満々で自惚れすぎる人
  7. 健全な自己肯定感 幸福な人生の鍵は人間関係にある
  8. 「まさか!」が起きた時のマインドセット

最近の記事

  1. ネバーギブアップ
  2. 子どもの自己肯定感を高めるには、親の自己肯定感が大事
  3. ラインケアと自己肯定感
  4. 健全な自己肯定感

アーカイブ一覧

PAGE TOP
error: 無断流用が増加しているため右クリックを禁止しております