家族の風景が違って見えるはず

工藤紀子
この記事の監修者
工藤紀子|代表理事
一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会 代表理事。自己肯定感の研究と実践に32年取り組み、のべ2万8千人以上に研修を実施。著書に『レジリエンスが身につく 自己効力感の教科書』『職場の人間関係は自己肯定感が9割』等。詳しいプロフィール →

子どもを可愛いと思いながら、家族のことをすごく大切に思いながら、仕事も家庭も頑張っているのに、現実問題として何かうまくいかないと悩まれているお父さんはいらっしゃいませんか。

  • 職場では責任が増えていく仕事を頑張り、家でも家事を分担。家族の将来を考え、更に良い親を目指しているけれど、常に目一杯で心に全く余裕が持てない。
  • 家族のことは好きなはずなのに、どういうわけか家ではいつもイライラ、カリカリ。家庭で笑ったのはいつだろうと考えることもしばしば。
  • 職場でも家でも頑張っていたのに、家庭は崩壊寸前で、何が悪いのだろうと悩みがつきない。

実は、ここに書かせていただいたのは、すべてかつての私です。

職場や家庭の人間関係で、何か歯車が噛み合わない経験をしていました。
考えると当たり前のことなのですが、自分を認めないと周りを認めることができませんし、前向きな努力もできませんでした。

完璧な父親を目指す余り、自分を常に追い詰めてしまっていました。非常に苦しかったですし、自己肯定感が持てず自分で自分を認めるということができていなかったので、いつもイライラ、カリカリしていて、自分がなりたい父親像とはかけ離れていくばかりでした。それでは本末転倒です。

これは、子どもを持つお父さんだけではなく、同じように頑張っているお母さんにも言えることかもしれません。

ちゃんと子育てをしなくては!いい親にならなくては!と頑張って、同じように悩んでいる親御さんたちに伝えたいことは、まず、職場でも家庭でも、今の頑張っている自分を認めて、自分で自分を褒めてあげて欲しいということです。

もっと頑張らなければ、という気持ちを、一旦、脇に置いて、頑張っている自分(または頑張りすぎて今は疲れて一休みしている自分でもOK)を丸ごと受け止めてあげてください。
きっと、家族の風景が違って見えるはずです。

(文責:大塚悠馬

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