仕事でもプライベートでも使える!相手に不快感を与えずに「NO」を伝える方法

仕事でもプライベートでも使える!相手に不快感を与えずに「NO」を伝える方法

前回のメルマガでは、必要な「NO」を伝えることは
相手に冷たくすることではなく、
あなたの自己肯定感を高め、より自分らしく生きるための
第一歩であることをお伝えしました。

今回は、さらに一歩進んで、
「NO」を相手に不快感を与えず、
かつ自分の気持ちも尊重しながら伝える
コミュニケーションスキルについてご紹介します。

コミュニケーションをする上で
理解しておきたい大前提があります。

それは、お互い自分の気持ちや考えなどを
正直に、率直に話すときは、

その結果として、
お互いの意見に食い違いが生まれることや
相手の意見に自分が賛同できないことも
当然起こり得るということです。

そんな時こそ、
お互いの意見や気持ちを出しあって
譲ったり、譲られたりして
お互いが納得のいく結論になるよう
歩み寄る必要があります。

「NO」と言うことに抵抗がある方の多くは、
「NO」=「拒絶」「冷たい」「敵対的」といった
ネガティブなイメージを持っているかもしれません。

しかし、必要な「NO」は大事な自己主張であり、自己尊重の表現です。

コミュニケーションは相手との対話を重視し、
お互いを尊重する姿勢に基づいています。

自分の意見を押し付けるのでもなく、
相手からの意見や要望を一方的に押し付けられるものでもありません。

では相手に「NO」をいうときに、何を意識したらよいでしょう。

3つのステップでお伝えします。

【ステップ1】
相手の状況や気持ちに配慮します(共感的理解)

まず、相手の依頼や提案を理解していること、
相手の状況や気持ちに配慮していることを伝えます。

頭ごなしに否定するのではなく、
相手の立場を考慮する姿勢を示すことが重要です。

相手に感謝や共感の言葉を伝えることで、
相手はあなたの次の言葉を受け入れやすくなります。

例:「お誘いいただきありがとうございます。」
「お声がけありがとうございます」
「ご要望はよく理解いたしました。」
「お気持ちはよくわかります」
「お忙しい中、ご連絡ありがとうございます。」

【ステップ2】
明確に「Noと伝えます(自分の意思を明確にする)

次に、自分の意思として「NO」であることを
はっきりと伝えます。

遠回しな表現や言い訳のような言葉は避け、
「できません」「難しいです」
「今回は見送らせてください」のように、
直接的な言葉で伝えます。

明確に自分の意思を伝えますが
冷たい印象を与えないように
丁寧な言葉遣いを心がけます。

例:「お誘いいただきありがとうございます。しかしながら、今回は都合がつかず、参加することができません。」

「ご要望はよく理解いたしました。ですが、現在の状況では、ご期待に沿えることが難しいです。」

「お忙しい中、ご連絡ありがとうございます。大変申し訳ありませんが、その件については、今回は見送らせてください。」

【ステップ3】
なぜ「NO」なのか、その具体的な状況や理由を簡潔に伝え、
可能であれば代替案を提示する。

最後に、「NO」と伝える理由を感情的な言葉ではなく
事実に基づいて簡潔に説明することで、
相手は納得しやすくなります。

また、単に「NO」と言うだけでなく、
可能な範囲で代替案を提示することで、
相手に協力的な姿勢を示すことができます。

これにより、相手は拒絶されたと感じにくく、
建設的な解決策を見出すことができます。

代替案は、無理のない範囲でできることを具体的に示すことで、
今後の関係性を維持し、
建設的なコミュニケーションを図ることができます。

例: 「お誘いいただきありがとうございます。しかしながら、今回は都合がつかず、参加することができません。実は、その日は別の予定が入っておりまして…。またの機会があればよろしくお願いいたします」

「ご要望はよく理解いたしました。ですが、現在の状況では、ご期待に沿えることが難しいです。もし、他の方法で何かお力になれることがあれば、お気軽にお申し付けください。」

「お忙しい中、ご連絡ありがとうございます。大変申し訳ありませんが、その件については、今回は見送らせてください。もし、来月以降であれば、調整できるかもしれません。」

 

必要な「NO」を伝えるとき、
これらの3つのステップを踏むことで、
相手に不快感を与えずに、
自分の意思をしっかりと伝えることができます。

「NO」を伝える練習は、
最初は難しく感じるかもしれませんが、
日常生活の中で少しずつ意識できるといいですね。

まずは、親しい人との間で、
小さなことから試してみるのがおすすめです。

例えば、

◆友人からの急な誘いを断る際に、

「今日はどうしても外せない用事があって行けないけれど、
また近いうちにぜひ!」と伝える。

◆同僚からの頼まれごとに対して

「その件、お手伝いしたい気持ちはあるのですが、
今抱えているタスクの締め切りが迫っていて…
〇〇さんにお願いしてみるのはどうでしょうか?」と提案する。

大切なのは、相手を尊重する気持ちを持ちながら、
自分の気持ちも正直に伝えることです。

「NO」をこのように伝えることができるようになると、
ストレス軽減が軽減でき、主体性が向上し、
自分の意見や気持ちを尊重し、適切に表現することで
自己肯定感を高めることができます。

ぜひ、日々のコミュニケーションの中で意識してみてください。

次回のメルマガも、どうぞお楽しみに。

今日も素敵な一日をお過ごしください。

日本セルフエスティーム普及協会
代表理事 工藤紀子

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工藤紀子 代表理事
一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会 代表理事。32年以上にわたり自己肯定感(セルフエスティーム)の研究と実践に取り組み、日本人の特性に最適化した独自メソッドを開発。

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