相手のせいだと思っていた嫌な気分は、他の誰でもない、自分に理由があった?

工藤紀子
この記事の監修者
工藤紀子|代表理事
一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会 代表理事。自己肯定感の研究と実践に32年取り組み、のべ2万8千人以上に研修を実施。著書に『レジリエンスが身につく 自己効力感の教科書』『職場の人間関係は自己肯定感が9割』等。詳しいプロフィール →

日々生活をしていると、いろいろな場面で、なかなかいい気分でばかりはいられません。

あなたはいかがでしょう?

「マイナスの感情」であるイライラや怒り、傷ついたり、プレッシャーを感じたり、落胆や不安などは、「喜びや感動、希望や感謝」などのプラスの感情と同じように、人間であれば、誰もが自然にもっている感情です。

ただし、マイナス感情は、私たちを嫌な気分にします。
人の言葉に反応しやすく、感情的になりやすい人ほど、自己肯定感が低く、自己評価が低い傾向にあります。

では、

「嫌な気分にさせているのは、誰でしょう?」

嫌な気分は、あなたが経験した出来事や相手によって作り出されていません。

なぜなら、10人の人が、同じ体験をしても、皆が同じ感情にはなりません。それは、その出来事をどう捉えるかの、考え方や思考がみんな違うからなのです。

その出来事に対する感情は、その出来事をどう受け止めるか、どう捉えるか、という、自分の考えが作り出していたのです

 

例えば、友人の一言にムカッとしたとします。

それが3日前の出来事だとしても、そのムカッがまだ収まっていないとき、その友人がそこに居るわけでもないのに、思い出しただけで嫌な気分になりませんか?

実は、あなたをムカッとさせていたのは、その友人の言葉をどう受け止めたかの「あなた自身」だったのです。

物の捉え方や考え方が、自分に対しての感じ方が否定的な人ほど、嫌な気分になりやすいのは、相手の言動を、自分が自分を見ているように否定的に捉えてしまうからです。

「その出来事そのものではなく、それをどう受け止めるかの自分の考え方が、自分をムカつかせていた」

この事実に気づけると、すべて自分次第で感情をコントロールできることに気付けます。
相手や出来事を変えることはできませんが、自分自身の考え方やモノの捉え方を変えることで、嫌な気分になることが減ってきます。

自分を否定的に捉えてしまう考え方、自分の味方になれない考え方、周りを否定的に見てしまう考え方を、少しでも、肯定的に、好意的に変えていきましょう。

すると、いい気分でいられる時間が増えてきます。自分を肯定的に捉えることができるので、感情も安定して自己肯定感が上がります。

自己肯定感は感情と密接に関係しているのです。

(文責:代表理事 工藤紀子)

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一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会(JISE)事務局。講座・イベント情報の発信、受講者サポートを担当しています。

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