中小企業診断士
新潟県出身/新潟県在住
企業・組織やビジネスパーソンを中心に、仕事やプライベートで夢や目標が叶うように、その土台となる自己肯定感について伝えています。
私が自己肯定感という言葉に注目したのは、5、6年ほど前にあった当時の職場の研修中です。
研修の余談中に出てきました。
忘れないように「自己肯定感」と資料の余白にメモを取りました。
なぜ、その言葉に、そんなに惹きつけられたのかは覚えていないのですが、当時の私を振り返ると、おそらく、自己肯定感が高まるとレジリエンス(逆境力や精神的回復力)が高まる、という話があったからだと思います。
私は自立した人になりたくて、ずっと強い人間になりたいと思っていました。
知的武装するために、時間をかけ、何度も繰り返し勉強して、30代後半に念願の公的資格である中小企業診断士を取得することもできました。
でも、何年もかけて勉強した資格をやっと手に入れた時には、私に達成感はあまりありませんでした。
資格を取って強くなれば何かが変わると思っていましたが、大きく変わることはありませんでした。
逆に、なんでこんなに時間をかけて私は一体何をやっていたのだろうと当時は後悔さえあり、私は努力し頑張った自分を認めることもできませんでした。
当然、そんな状態では仕事は楽しくなく、職場でのコミュニケーションも良好にはいきません。
自分の気持ちを上手く伝えることもできず、伝えたつもりでも不平不満と取られることが多く、イライラしてばかりいて常に不機嫌な状態で、長い間、悪循環を起こしていました。
その悪循環は、あることをきっかけに回復したのですが、その時に私が取り戻したのは「私は大丈夫」という感覚です。
そして私が身に付けたい強さというのは、折れてしまうような強さではなく、レジリエンスのしなやかな強さでないかと思うようになりました。
20年近く勤務した公的経営支援機関を退職し、2年間の紆余曲折を経て、2021年春に中小企業診断士として新しくスタートしました。
自分の能力に自信もないまま始めて、不安の方がとても大きくて、しばらくは恥ずかしくて人に言えず、ひっそりとこっそりとしていた私が、1年経った今は、将来の私に期待感を持っていられることを嬉しく思い、感謝しています。
協会の講座を受講してワークを継続したことで自己肯定感が高まり、不安感もかなり軽減しました。
私の実体験からも講座の受講を、自信を持っておすすめします。
Website : 中小企業診断士 宮澤奈緒子