2児ママフォトグラファー、都内在住。
長男が4歳の頃、育児に悩む中、ほめ写セミナーで工藤紀子氏の講演を聴講しました。
「自分の子どもの将来をどのように考えているか」という問いかけからの「どんな職業に就き、何をしているかいろいろ考えますよね。ただそこに、親としての共通する思いは、『子どもに幸せになってほしい』ではないでしょうか」というお話が、何よりも印象的で深く共感したことを覚えております。
それに続くお話で、私は初めて『自己肯定感』という概念に出会いました。
そして、年少さんくらいまでが自己肯定感の土台を作るもっとも重要な時期であること、それを長男が年中であるこのときに知ったわけです。
「あぁ、そういうことだったのか、もっと早く『自己肯定感』という概念を知りたかった」と、思わずにはいられず、【今までの自分にひどく後悔】したのです。
「なぜこれを学校で教えてくれなかったのだろう」とも思いましたが、当時の日本教育には乏しい概念だったのでしょう。
私は今も思います。この協会で受ける講座は、学校の基本教育の一環として相応しいものであることを。
そして、『自己肯定感』はいくつになってからでも高められる、それは今の自分自身で体感していることなのだから、決して遅過ぎたということはないのだということもわかりました。
講座を受けて、実践していく中で確かに変わっていきました。【長男の成長】と【私自身の成長】です。
当時の長男に関する育児の悩みは、今では解消しているものばかりです。もちろん成長した息子に対しての新たな悩みはあります。
ただ、今の私はそれによってひどく自己嫌悪に陥ることはありません。
当時の私は「育児をどうすべきか」にばかり目がいっていましたが、問題の根底は「(育児をするときも含めて)自分をどうしたらいいのか」というところにあることが、講座を受ける中で身にしみてわかるようになりました。
「母親失格だ」と落ち込み悲しんでいた、当時の私へ贈りたい言葉はただひとつです。
「あの頃の私、がんばってくれて本当にありがとう!」
本当の『自己肯定感』に出会えて、育児が、私が、変わりました!
協会の講座はどれも素晴らしいものばかりです。
未来の子どもたちに、確かに備わってほしい『自己肯定感の土台』。
そして、それを育む子どもたちの『親や養育者自身の自己肯定感』。
自分の育児への考え方を根底から変えてくれたこの素晴らしい内容を、とりわけ、自分と同じ母であり父である人たちにぜひとも伝えていけたらと思っています。